小林由依写真集「感情の構図」感想/ランジェリーに見とれてる場合じゃない

小林由依 感情の構図 写真集 欅坂46

小林由依1stソロ写真集「感情の構図」

欅坂46メンバー小林由依の写真集「感情の構図」が2019年3月13日に発売された。撮影の舞台はイギリス。彼女はこの写真集の撮影中に19歳の誕生日を迎えたとのこと。

10代最後の一年に突入し、自分と向き合いながら少しずつ変わっていく彼女の「今」を切り取るメモリアルな一冊である。

写真集というものを(しかもアイドルの)買うのは初めてで、けっこう抵抗があった。それでもこの写真集を勇気を出して買ってみようと思ったのは、彼女の存在にいつしか惹かれていたからだ。

おとなしい雰囲気なのに他のメンバーに埋もれることはない、そんな彼女の持つ魅力とは何なのか?それを知りたかった。

期待したのは彼女の様々な表情やファッションが見れたり、持っている価値観がわかるような内容であること。見返すことで元気がもらえたりしたらいいなと思った。

 

結果、とても満足できる内容だった。この写真集は本人にも見る人にも意義があると感じたし、僕にとっては勇気がもらえる一冊だった。

そして小林由依の今後が楽しみになった。

写真集って、いいもんだね。

アンニュイな表情の多さに戸惑う

写真集の表紙をめくってまず1ページ目に書いてあったのは、写真集についての初打ち合わせ後に小林がスタッフに送ったメールの文章である。

その文章で、小林が持つ仕事に対する意識の高さや真面目さ、そして理想とのギャップから自己嫌悪してしまうような繊細な心を感じた。「やりたいことがあまりなく、自由を与えられると困ってしまう」という一面も知った。

ここでつい勝手に自分を重ねてしまう。ああ、小林由依は俺なんだ、と・・・。

まさか11歳も年下のアイドルの女子に共感する日が来るとは思っていなかったが、共感してしまったものはしょうがない。写真集の打ち合わせを終えたときの小林由依の価値観は、自分と似ていると感じたのだった。

そんなことを思いながら写真集本編へ進んでいくと、今度は不安になった。アンニュイな表情が多いのだ。

「感情の構図」のほとんどを占めていたのは、おとなしくて、クールで、アンニュイな表情の小林由依だった。写真集って(しかもアイドルの)もっと可愛いを詰め込んだキャピキャピ明るくて楽しいものじゃないのか?

一周目は、すこし戸惑いながら終えた。

インタビューを読んで印象が変わる二周目

巻末には1万字ロングインタビューが掲載されており、写真集制作前後の心境や欅坂46としての活動について語られていた。

これを読むと、どうやらこの写真集におさめられている小林由依は「肩肘をはっていない自然体な小林由依」であるそうなのだ。くわえて「このページを読んでからもう一度1ページ目から見返してみてください。きっとまた違った感情の構図が見えてくると思います」と書いてある。

そうなのか・・・と思いつつも見返してみると、面白いことに一周目とまったく違う印象を受けた。

インタビューを読むことによって、無理に笑っていなくても、アンニュイに見えてしまったとしても、それが小林由依なんだ!と理解できたのだ。

インタビューによって二周目の印象が変わるなんて面白いなと思ったし、彼女の魅力に近づけた気がして嬉しかった。

そして勇気をもらう

小林は写真集の制作をとおして自分を見つめ直したようだ。そして「考えすぎてしまわない、自然体な自分でもいいのかもしれない」と思うようになったらしい。

そんな小林由依の自然体が「感情の構図」にはたしかに詰め込まれていた。

突然だが僕は自分が嫌いだ。相手の顔色をうかがって愛想笑いをしてしまう自分が嫌いで、変わりたいとも思っている。でも自然体を出すのは怖い。真顔で受け答えをして、相手から「なんか不機嫌なの?」と思われることを恐れている。だからいつもニコニコ。

でも、この写真集におさめられている彼女はどうだ?

アンニュイな表情も、かわいらしい笑顔も、ぜんぶ小林由依じゃないか。たとえ僕みたいなアイドル写真集初購入のやつに初見で「え、楽しんでる?なんでこんな落ち着いた表情ばっかなの」と思われたって、それが自然体の小林由依なんだ。

そして、そんな彼女の魅力を受け入れてくれる人が世の中にはたくさんいる。僕だって彼女のことをもっと知って、受け入れたいと思ったから写真集を買ったのだ。

なら、もしかしたら僕の自然体を受け入れてくれる人だっているかもしれない・・・?

そんなことを思ったら、なんだか勇気をもらっていた。自然体の自分を愛する努力、してみようかな。

小林由依の将来が楽しみだ

小林由依1stソロ写真集「感情の構図」には、写真集制作によって自分を見つめ直し、悩みながらも少しずつ変化していく小林由依の今の姿、その自然体がおさめられていた。

本人にとって写真集を作るというこの経験はきっと有意義だっただろうし、見る人にとっても「変わりゆく小林由依の今」を切り取ったこの本はとても意義あるものだと思う。

もしこれから時間が経って彼女の価値観や考え方が変わり、そのタイミングで2nd写真集が発売されたらぜひ見てみたいな。今後も成長していく彼女を見守っていきたい。

あと「撮影が海外だったことで(自分を知る人がいないことから)解放的になれて自然体を出せた」とのことで、自分を見つめ直すきっかけは自分のことを誰も知らない場所へ行くことかも、なんて思って旅に行きたくなった。笑

写真集に対するイメージも、もっといやらしいものだと思い込んでいた。だがこんなにメッセージ性にあふれているものがあるんだとすれば、悪くないじゃないか。

ぜひ興味のある人は手にとってはいかがだろう。

ちなみに僕はAmazon.co.jp限定カバー版(のいやらしさ)に惹かれてアマゾンで買ったのだが、この表紙とほぼ同じカットは本編中にもあり、他の通常版やHMV限定カバーのカットは似たカットが本編に無いことから、これから購入する人にはそちらもオススメだ。

でも最終的には、自分の好きな表紙のやつを選べばいいと思います。

ちなみに封入ポストカードはセーラー服。全6種類気になりますな。

小林由依 感情の構図 写真集 ポストカード

あとアザーカット写真集の応募も忘れないようにしないとね。

以上、小山田でした。

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