映画「クワイエットプレイス」感想/無音へのこだわりと素敵な家族愛

音を立てたら、即死!

映画「クワイエットプレイス」を視聴。

「音を立てたら、即死!」という煽り文句が興味をひくホラー作品。怨霊とかそういう系かと思いきやクリーチャーもの。地球外生命体的なやつが地球にやってきて、そいつらが目は見えないけど耳が良い。そんなわけで音を立てる=襲いにくる=死ぬ、という設定。

そんなクリーチャーたちに囲まれた死と隣り合わせの状況の中で諦めず生きていく家族のお話。ちなみに僕基準でグロ描写は無し。

無音というコンセプトのみで90分の作品を作ったのがまずすごいよ。なんともまぁ終始静かな映画で、登場する家族の基本のやりとりは手話。(もちろん字幕は出ます)

役者が声を発するのはトータル5分くらいかな?

新しすぎる・・・。

ちなみに出演している役者も、夫婦役のふたりが現実でもガチの夫婦だったり、耳が悪い娘役の子がほんとに耳の悪い子だったりと、人物描写のリアルさに拍車をかける。

見ている側の緊張感もパない

ぶっちゃけそんなに期待していたわけじゃなく、「面白いらしい」という評判からレンタル枠埋め要員として借りたんですよ。「怖い怖い言いながらキャッキャと楽しいホラー映画体験ができればいいかな〜」なんて軽い気持ちで。

そしたらすっかりのめり込んでしまって、気に入って最後まで見てしまったのよね。

もうね、見てる側の緊張感もすごいわけです。音を立てちゃいけない気がしてくる。

ま、だからこそ急にでかい音で驚かされるんですが、そこはホラー映画なので歓迎しましょう。笑

一番の見どころは家族愛

無音へのこだわりに加えて、ものすごく良かったのがストーリーで描かれる家族愛。

クリーチャーに侵略された地上でも心折れることなく強く生きていく家族。もちろん食事もすれば家事もする。洗濯物だって外に干したい。姉弟でモノポリーもするし、父と娘はすれ違いから喧嘩だってする。お母さんは妊娠してて、クリーチャーがいる中で産んじゃうんだから。

間違いなく、ひとつの家族がそこで生きていたんだよね。

周りにクリーチャーがいて、死と隣り合わせという緊張感の中で、普通に暮らそうとする姿、おとずれる危機を乗り越える姿・・・。家族の絆はひときわ輝いて見えた。

この「家族愛」という要素は完全に想定外だったので、ただでさえ上げていなかったハードルの上を飛び越えるのは簡単だったなぁ。

素直に面白かった。

まとめ

ラストも希望が感じられて、恐怖が後引かずスッキリ見終われる良い作品。

滝とかクギとか出産とか防音室とかイロイロ突っ込みたい部分もあるんだけど(見ればわかります)、それらも含めてお気に入り。

マストではないけど気になったら見てみて損はしないのでは?と思います。

一番好きなシーンは、イヤホンで音楽聞きながら踊るとこ。音のありがたさがわかる瞬間で、また選曲も良くて最高。

ぜひ。

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