オイコノミア「デリバティブ 超・超入門」の内容まとめ&感想です。
僕には難しすぎましたw
番組紹介
デリバティブってなんですか?というあなた、これを知らないと将来もらえるお金が目減りするかも。まだ間に合う!よく分かる!オイコノミア流・デリバティブ入門の入門。(オイコノミア公式サイトより)
初回放送は2017年6月28日。出演は又吉直樹、大竹文雄、徳井健太。
デリバティブってなんじゃ?
デリバティブ(派生商品)・・・モノや金融商品から派生する約束・権利の売買
江戸時代、お米の取引でデリバティブが行われた。
- 商人と農家の取引
- 普段は収穫した10月に値段を決めて取引していた
農家からすると、5月の時点では米が10月にいくらで売れるかわからなくて不安である。
そこで、「収入を安定させたい!」→5月の時点で米の値段を5両に決めてしまうことにした。
商人は5月の時点で証拠金を農家に払って、農家に「10月に5両で取引をするよ」と約束をしてもらう。この約束の売買=デリバティブ
何の目的が?
デリバティブの機能はふたつ
- リスクヘッジ(リスクを軽減するための行動)
- 投機(株式や商品の価格変動を利用して短期的な売買で利益を得ようとする行為)
農家からすると、10月の収益を5月の時点で確定できる→リスクヘッジ
商人は、先物価格で5両で約束→きっと米は7両になるだろうと予想する→予想が当たれば、転売することで2両の利益になる→投機
しかし先物価格は毎日変わる。予測は難しい?
予測に関して
正規分布・・・確率がだいたいこうなる、みたいなことを表した図(よくわかっていません)
ランダムウォーク理論・・・酔っ払いの次の一歩が右か左かわからないように、実際のところは誰にもわからないという理論
実際はわからないけど、確率なら正規分布でわかる。
オプションって何?
オプション・・・商品を決められた期間に決められた価格で売買する”権利”の取引
例)小説の出版をすることになった。印税を受け取る権利を相手に売る、となった場合、その契約金をいくらにするのか。(この契約金=オプションの価格、ということ)
本の印税を予想。仮に1冊売れて100円、1万部で100万円とする。100万円で印税を売る場合、1万部よりもっと売れたら相手の利益、売れなければ自分の利益となる。
オプションの取引
「100万円で印税権を買い取る権利」という商品ができあがる。
相手は「100万円で印税権を買い取る権利」を契約金を払って買う。買ったとしても権利なので使っても使わなくてもいい(もし想像より売れなければ使わない→損失を防げる)
つまり、
- 権利を行使するなら→契約金+100万円を払って全ての印税を手に入れる
- 権利を行使しないなら→契約金だけ払って、印税は相手のもの
※「100万円を払うことで印税を手に入れられる権利」の値段(=オプションの価格)は、いくらでもいい。
小説がどのくらい売れるかの確率がわかれば、オプションの価格は計算できる。
確率に利益を掛ければ、見込みの利益になる=オプションの期待値。この範囲で取引すればお互い納得できる。
相手はこの権利を買った場合、宣伝などを頑張ってくれるかも。(売れるほど自分が儲かるので)
ストックオプションって?
ストックオプション・・・自分の会社の株をあらかじめ決められた金額で買う権利。経営者はがんばる
ここでもし権利ではなく株そのものををあげてしまうと→下がるのが怖いからと安全志向で攻めない経営になってしまう。
ストックオプションなら攻める経営をする。
世の中のデリバティブ
天候デリバティブ・・・例えばラーメン屋などを相手に、気温30度以上の日が1ヶ月に20日以上あった場合補償を受けられる、という権利を売る、みたいな。
感想
「将来もらえるお金が目減りするかも!?」なんて言うから、それは困るなぁー、多くもらえるほうがうれしいよなぁー、よし学ぼう、と思って見てみましたが・・・。
いやー、正直むずかしかったです^^;
テレビ番組でこんなこと教えてくれるのってすごくありがたいし、へぇーとはなったんですけど、いかんせん超・超入門だったので、具体的にこの知識をどう生かせばお金が生まれるのかは教えてもらえませんでした。
デリバティブがどんなものかがわかっただけでも収穫ですけどね(笑)
結局、どうすれば我々が得できるのかは自分で考えろってことで、それはまた別の機会に。どこかで役に立つ日がくると信じて頭に入れておきます。
経済学は、むずかしいー。(けどちょっとだけ楽しいー)
調べてみたところこちらの本が評判良さそうだったので、いちおう貼っておきます!
オイコノミアは面白い番組なので、よければ他の記事もどうぞ!
コメント