今回は妖ばなし第7話「大太郎法師(だいだらぼっち)」の感想です。なにかを生み出す側の人間にとって大切なマインドを、だいだらぼっち様が気づかせてくれました。作るって、楽しいーんだー!
※ネタバレありです。
妖ばなし各話の感想は→こちら!
あらすじ
破怪獣ゾア(仮)の舞台となるムー大陸のデザインを考える柳田満男。
こだわりから煮詰まってしまうが、なべやかんの一言で吹っ切れる。
今日の妖
感想
今回は妖怪や幽霊が直接出てきてどうにかする話ではなく、いかにも現実らしい現実の会話の中で「だいだらぼっち」の存在が人を動かす、みたいなお話でした。
- なべやかん「MX2の撮影で〜」→撮影していたもの 武蔵忍法伝 忍者烈風 – Wikipedia
- 飲みの誘いをスルーされる監督。撮影現場での生々しい一幕。
ちょっと笑いました。
作る側の人間に大切なのはワクワク
今回は、なべやかん氏のセリフがほんとうに素敵です。
「ほら、我々の仕事って、ワクワクさせてなんぼ、笑わせてなんぼじゃないですか。煮詰まった柳田さん見てたら、ワクワクが足りない気がして」
柳田さんをだいだらぼっちに例えて背中を押すこのシーン。ほんと、作る側に大切なマインドを教えてくれましたよね。
人を笑顔にするため、笑わせるためにやっていることを、自分たちがワクワクしないでやっていてどーするんだって。
だいだらぼっちの姿を想像して、「楽しかったんだろうなー、富士山を作ったときは!」と良い笑顔で言う柳田さんが嬉しそうで、なんだか幸せになりました。
だいだらぼっちマインド
いちおう僕も、生み出す側の人間です・・・そういうことにさせてくださいw
最近生み出すことがつらいとかしんどくなっていたところでした。なんのためにやってんのかって。ちょっとだけですよ。
それを悩んだとき、まずは武井壮が教えてくれて、そして、だいだらぼっちが教えてくれました。
作るって楽しいんだ。砂場で山を作ったとき、意味もなく穴を掘りまくったとき。楽しかったもの。
だいだらぼっちマインド。生み出す側の人間の間で流行らそう。
自分が楽しんで、人を楽しませる!それが全てさ。
ありがとう妖ばなし。
しかし、それにしても自然の力ってすげー
それにしても、たまにブラタモリっていうNHKの番組見るんですけど、「この山ができあがるまでには何百年もかけて移動してどうの〜」とか、ほんとうにすごいと思います、自然の力。
むしろほんとなの?目撃者いないでしょ?なんて思ったりもするんですが、立派に証明できるんだろうなぁ、すごいよなぁ。
それでも、だいだらぼっち様が作った、と思っていたほうがロマンがあるものです。
わからないことは、ぜんぶ、あやかしのせいに、してしまおう。
これぞ、醍醐味であります。
まとめ
生み出すことがつらくなった人に見てほしい、背中を押されるエピソードでした。オススメです!(DVDは2巻に収録ですよ!)
作るってワクワクすっぞ!
PS.
僕が背中を押された武井壮の話。「お仕事は人を笑顔にするため」という話がでてきますので合わせてどうぞ〜。
妖ばなし、各話の感想も書いていますので合わせてどうぞ!同じDVD2巻に収録されるエピソードはこちら↓
【感想】妖ばなし第5話「白い女」幽霊って、いると思いますか?
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