先日、1.56秒で時速180kmまで加速した人類の仲間入りをしてきました、小山田です。
ってことで富士急ハイランドで2017年7月15日に開業した新コースター「ド・ドドンパ」に乗ってきました!
今回はド・ドドンパの紹介や当日の状況、感想などをお伝えします!
目次
ドドンパ→ド・ドドンパ。何が変わったんじゃ?
新型ドドンパ、命名「ド・ドドンパ」ってなんじゃそりゃーって思いましたが(笑)富士急らしくていいですよね!
さぁこのド・ドドンパですが、いったい旧ドドンパからなにが変わったのか知ってますか?
まずはド・ドドンパのすごさ、一番の売りである「速さ」と、一番目に見えて変わったコース「世界最大級ループ」、その他細かな変更点について簡単におさらい!
発射1.56秒で時速180km!世界No.1の加速!
旧ドドンパは発射1.8秒で時速172kmの加速という世界最高レベルの加速と日本最高速度が味わえるコースターでした。
ド・ドドンパはその記録を超え、まさに進化して帰ってきたのです。
その性能、驚異!発射1.56秒で時速180km!!
この驚異的加速。のちほど書きますが実際乗ってわかりました、すげー進化してると思いましたよ。
ド・ドドンパの速さを受け止める世界最大級ループ!
旧ドドンパのコースにあった特徴といえば垂直タワーがありましたが、その垂直タワーがド・ドドンパでは世界最大級ループに変更されました。
変更理由ですが、旧ドドンパ以上のスピードを出すためには従来の垂直タワーのままでは受け止めきれないから。どういうことかというと、ド・ドドンパの速さで垂直タワーに突入すると、頂点部分でフワッとしてそのままマジで首が抜ける恐れがあるんだそうです。
こわw
そこで、ループ直径39.7m、ループ高さ地上約49mの世界最大級ループが導入されることになったんですね。ループでなら、ド・ドドンパの速さも受け止めることができる。
時速180kmで発射されたあと世界最大級ループの頂点では時速30kmまでスピードが落ちるそうです。この落差(笑)
ちなみに、世界最大級という表現になっているのは、現在ギネス登録されているループ直径38.75mを超えているけど認定されていない状態(ようするに自社調べというやつ)であるため。どうせならギネス認定も受けて堂々と世界No.1ループを名乗れるようになってほしいですね〜。
その他変更点
まずコースにあるトンネルがかっこよくなりました!以前はアクリルのトンネルでしたが普通のトンネルになって、ひとつめのトンネル内部はLEDで装飾されていてカラフルに光ります。とっても近代的。
続いて、座席の安全バーがハーネスタイプになりました。これはループするからですねー。旧ドドンパでは腰から下のみを固定するタイプで、垂直タワーがめっちゃ怖かったのはそのせいでしたね。
あとライドフォト(写真撮影)ポイントの変更。旧ドドンパでは最後の最後、全部終わってもうおしまいのところで撮影だったので結構余裕のポーズを取れたりできましたが、ド・ドドンパでは完全にコースの途中になっているので、余裕のない素の絶叫フェイスが撮れますw(撮影ポイントについては下で書きます!)
あとは駅舎(乗り場)の変更。旧ドドンパのときは建物の裏手に回って並んでいましたが、ド・ドドンパでは新しく高飛車側に入り口とスロープが作られました。乗車エリアも巨大スクリーンが設置されていたり、雰囲気が何かと近代的。
巨大スクリーンの映像の一部をYouTubeにアップしました。近代的ですねぇ(笑)
感想!ぶっちゃけどうなのか!
さてここから僕の感想ですが、個人的には「これは神コースターや!」というくらい最高でした!w
ぜひ乗ってほしい!!
「速さを楽しむ」が追求されている
ジェットコースターって、速さとか高さとか回転数とか激しさとか、いろんな要素があると思うんですが、ド・ドドンパは純粋に「速さ」による爽快感が追求されている、と感じました。
例えばめっちゃ激しくて気分悪くなったりどっか痛くなって体力消耗するようなコースターってあるじゃないですか?同じ富士急ハイランドでなら「ええじゃないか」です。あれはあれで楽しいんですが(笑)
ド・ドドンパのコースはほんと滑らかで、激しい横揺れがあるだとかどこか痛めるだとか、そういった部分がありませんでした。
今回新しく追加された世界最大級ループも、スタートの時速180km→ループ頂点時速30kmというスピードの落差を楽しめる、速さを楽しむことを引き立てる要素だと思います。
スタートからゴールまで速さを楽しむ以外に余計なものがない。速さに集中できるって言うんですかね。ほんとに爽快です。
乗車時間はあっという間、1分やそこらです。でもその1分で「速さ」の面白さをこれでもかと味わえる、これを神コースターと言わずなんと言う!
発射がめっちゃ気持ちよくなった!
発射時の急加速が、これは体感的なものなのですが、すごい気持ちよくなったと感じました。
旧ドドンパは「ぐ〜〜!っあっあっあっ・・・・ぁぁぁあぁああああ〜〜!」って感じで、押さえつけられるような急加速だったんですが、ド・ドドンパは「ぅぉぉ!!ぉおおおおオオオオオ!!!ォアアアアアア!!」みたいな、とにかく急加速のわりにキツくない、スムーズな発射というか、気持ちのいい加速になっていた気がしました。伝わりますかね?(笑)
ドドンパの圧縮空気装置、本気出すと時速200kmまで出せるらしいんですが、旧ドドンパのときは多少我慢していたのかもしれませんね。ド・ドドンパでは無駄がなくなった分、加速が滑らかになったのかも。
という、まぁ僕の体感的なものなので、あてにならないかもしれませんが。(笑)
もしかすると安全バーがハーネスタイプに変わってガシッと握れる安心感のおかげかもしれませんし。(笑)
でも、気持ちよかった、そう感じたのは、ほんとう!
ループは怖くない
そして旧ドドンパで腰フワッが味わえる垂直タワー部分、あれも好きでしたけど、ド・ドドンパはループになりましたね。
ループの頂点、スピードめっちゃ遅いですw心配になりますw
ただド・ドドンパのループは怖さというよりも、速さの落差が楽しめるエンジョイポイントだと思うんです。
きれいに大きく滑らかに、ゆーっくり突入して抜けていくんで、高飛車みたいに振り回される感覚はなくて、怖くない。ループが怖いと思っている人は安心してご乗車どうぞー(笑)
座席は先頭がオススメ
ちなみにですが、カウントダウン「スリー!ツー!ワン!」のあとは息止めたほうがいいと思います、どうせ声出ないんでw(むしろあの急加速の中声を出せる人がいたら教えてほしいw)
声出したまま発射するとほんっとに息が止まるんで、ドMの人はそっちもオススメですけどねw
そしてそして、僕はまんまと先頭座席で乗車しましたが、機会があればぜひとも先頭で乗ってみてほしいです。旧ドドンパのときの話ですけど先頭以外だと「前なんにも見えね!」状態になりましたし(座席が結構ゴツいんで)、おそらくド・ドドンパでも前は見えないと思います。
スタート時、発射を待つトンネル、外に見えている光に向かって世界が縮まるあの一瞬を味わえるのは先頭座席だけです。(笑)
ただ残念だったのは、カウントダウンのシグナルが使われていないっぽかったのはちょっとさみしい。まぁ近代的ではないからしょうがないか。
カメラ撮影
ド・ドドンパのカメラ撮影場所は、発射直後トンネル出てすぐ(左)、ループ終了後のトンネル前(右)、とそのトンネル出てすぐ(左)、の3箇所です。
写真購入は3箇所で撮られた写真3枚セットで1300円とかなりお得!
なお、8人で撮影になるので、他の人は仲間ってことで持ち帰ることになります。(笑)
データでのダウンロードもできるので仲間内でシェアするのも簡単です。盛り上がると思いますよー。

絶叫する僕。
どのくらい並ぶのか
どのくらい並ぶかですが、ド・ドドンパはかなり回転悪いです!それなりに列ができていたら覚悟したほうがいいと思います。だって、定員8名ですもの。
並ぶ時間も遊園地の醍醐味と言うのなら止めませんし、富士急がいつでも来られるくらい近所にあるのなら並ぶのもいいと思いますけどね。絶叫優先券を買うのが間違いなく勝ち組。
参考に、僕が並んだのは14時前で、100分待ちとなっていました。しかし実際は2時間経ってようやくあと30〜40人くらいのところでした。
100分待ち、2時間経っても、乗れてない。oh…
そして、すんでのところで雨で一時休止に・・・。(笑)
その日は雨でした
ド・ドドンパは雨が降ると、安全のために一時運転見合わせ、最悪運休になります。
昼過ぎに富士急に着いた時点で天気悪かったんですけど、ド・ドドンパに並んでる間にやはり降ってきてしまいまして・・・。
一時休止のアナウンスが流れて、5分か10分くらいしばらく放置。そこで離脱してしまう人たちもいましたが、その後しばらくして整理券配布になりました。
整理券をもらっておくと、もし雨が止んで、イケる!ってなった場合に整理券で並び直すことができます。これをもらわないとそこまで並んでいた時間が完全にパァです。
もちろん帰りのバスの都合とかで諦めた人もいたと思いますし、その人たちはほんと残念。
もし運転再開の場合は場内アナウンスが流れますが、アナウンスが流れる前から念入りなテスト運転が始まります。再開時は同じ整理券番号の中でも早いもの順になりますので、雨が止んで、あの圧縮空気の音が聞こえてきたらド・ドドンパ乗り場前に行ってみるといいと思います。
結局僕が乗ったのは18時前。4時間の戦いでした。8月2日の富士急ハイランドは雨が降って極寒の大地でした。(笑)
トラブルもあったけど・・・
ド・ドドンパといえば、運転開始翌日のトラブル(タイヤのパンク)が記憶にありますよね。どうしても、そういう恐怖もつきまといます。
ジェットコースター、わざわざ金を出して命を危険にさらすなんて、わけわからない人には本当にわけわからないものだと思います。
でも、乗った人にだけわかる楽しさ、面白さだって絶対にあります。
僕だって万が一は怖いけど、そこはスタッフさんや関わっている人たちを信頼するしかありません。飛行機とかバスだってそういう信頼で成り立ってますよね?
だからこそ僕は乗車前には「お願いします」を言うし、無事に戻ってきたら「ありがとうございました」を言います。それが僕の信頼の証。
お客さんの期待に応えられるように、ホワイトに運営してほしい、遊園地に限らずね。
まとめ
長くなりましたが、個人的にはド・ドドンパ、最高でした。よくぞ進化して戻ってきてくれた!と思います。
もちろん最初は怖い。園内に入ってからも、並んでる間も、乗る直前まで聞くことになるあの圧縮空気の音。発射のカウントダウンは本気でワクワクと恐怖心でどうにかなりそうですw
でも加速の先に待っているあの世界は、ド・ドドンパでしか見られないものです!
公式でも「一度乗れば、息つく間もないこの世界の虜になる」とありますが、まさしくクセになるタイプのひたすらに爽快なコースター。
ド・ドドンパ、乗りに行ってくださいね〜。
なお、身長制限(130cm〜)と年齢制限(〜64歳まで)があります。当然体調悪い人とか持病がある人も乗れませんので、そこは要注意で、楽しんできてくださいませ。
以上、小山田でした。( ^ω^ )
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