読書

【大人向け】小学生あるある「読書感想文が嫌い」問題をどうにかしよう

公開日:2017/05/29

小学生のときに書かされる読書感想文が苦手でした。(書かされるって言ってる時点でお察しですよね)

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小学生「読書感想文が嫌い」問題

嫌いだった人、多いでしょう。僕も嫌いってわけではなかったけど少なくとも楽しくはなかった思い出があります。なんつーか、何書けばいいかわからないし?頑張って書いたのに良い評価もらえないし?何が正しいのかもわからないし?

妻ともそんな話をしていて、「私も死ぬほど嫌いだった」ということで、こりゃ根深いなーと。うーん、どうにかしたい。

今回は

  • まず我々大人が苦手意識をなくすこと
  • 正しい書き方を子供に教えて読書感想文を楽しく書いてもらう

を目指してみましょう。

読書感想文はなぜ書かされるのか

まず僕たちはなんで読書感想文なんてものを書かされたんでしょう。宿題として出されたから嫌でも書きましたが、そんなこと言われたってメリットがないことはやりたくない。

読書感想文に取り組むことで得られるメリットは、

  • 新しい自分の発見
  • 自分自身を見つめて表現する訓練
  • 本を好きになれる

この辺りだと思います。子供のときにこんなことを理解するのは難しかったと思いますが(というか教わってない)、今ならなんとなくわかりますよね?

理想の流れとしては、

  1. まず本を読むことで新しい自分に出会う。本の中では自分が普通に生きていては経験できない出来事を疑似体験できたり、登場人物に対して今まで抱いたことのない感情が浮かんできたりする。新しい考え方が浮かんだりする。
  2. 感じたことをそれなりの文章にするには感情や意見の整理が必要になる。その際「自分自身の感情の変化や考え方」と向き合うことになり、それを読者に伝えるための表現力も必要になる。
  3. 書き終わってみれば、「なんだかんだ得たものがあったなー。有意義だった」という満足感と共に本が好きになる

上手くいけば読書感想文も悪いものではないってことです。

読書感想文には何を書けばいいのか

読書感想文を書け書けと言われて、やはり先生からも親からもちゃんと書き方を教わった覚えがあんまり無い。おそらく我々が読書感想文で苦しんだのは、教えてくれる人がいなかったからだと思います。

そもそも読書感想文って何を書くべきものなのか、考えてみましょう。

レッツ・・・分解!

  • 読書:本を読むこと。
  • 感想:ある物事に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え。所感。
  • 文:書いた言葉。文章。

読書感想文=「本を読むことによって心に生じた、まとまりのある感じや考えを書いた文章」

つまり読書感想文を書けといったら、「〜と思いました」で終わり。本来の意味の読書感想文としてなら成立しているはず。(ドヤッ

だけど先生は「〜と思いました」だけでは丸をくれないのです。それは、「先生が求めている正解」が存在しているからです。

先生が求めている正解

先生が読書感想文で知りたいのは、子供が本を読んだことで何を思って何を考えて、どんな成長を遂げたのか、です。だから「〜と思いました」だけではなく、「そう思った理由」「本からどんなことを学んだのか」「どんな意見を持ったのか」を書いてあげる必要があるんですね。

でもこれを先生はあまり詳しく教えてくれないことも多い。なんでか知らないけど。

そして教わっていない我々が親になって、子供に書き方を聞かれても教えることができない。また読書感想文が書けない世代ができあがる。受け継がれる意志!

子供からしたら教えてくれる人がいないから書き方がわからない。わからないまま書こうとするから筆は進まないし楽しくない。そのくせ頑張って仕上げても評価されない。何がいけなかったのかもわからない。

嫌になるわけですねぇ。どうにかしてあげましょ!

読書感想文を楽しく書くために

書くべき内容さえわかれば我々大人も苦手意識は少なくなるし子供に教えることだってできます!子供だって親や先生に「よく書けました」なんて言われたら好きになるのではないでしょうか。

子供たちに正しい書き方を教えてあげましょう!

正しい書き方

まず本選びでは、子供が興味を持った本、好きで得意なジャンルの本を選ばせましょう。例え売れている本でも読んだ本人が面白いと思えなかった本で感想を書くのは難しいのです。

本を読んでいく中で感動したこと、心に残ったこと、好きだ、嫌だと思ったところなど、なんでもいいので感想をメモさせましょう。(覚えていられるなら不要です)

読み終わったら書いたメモを見て、自分がなぜそう思ったのかを考えさせましょう。似たような経験があったとか、自分との共通点or相違点があったとか。そして自分ならどうするのか、という意見も考えさせます。

実際に読書感想文を書く時は、

  • 本の情報「何について書かれた本です」
  • 超簡単なあらすじ「主人公は〜して〜します」
  • 感想を抱いたシーン「どこどこのシーンを読んで」
  • 本の一番の感想「〜と思いました」
  • なぜそう思ったのか「なぜなら〜だからです」
  • 何を学んでどう生かすのか「この本からは〜を学びました。なのでこうします」

こんな感じで書いていけばグッドだと思います!

例えば羅生門

例えば妻の話ですが当時「羅生門」を読んで、「老婆が髪の毛を抜くところがとにかく気持ち悪かった」と思ったそう。子供心には強烈だったのかもしれませんね。「老婆が気持ち悪かった」という感想で試しに書いてみます。

生きるためでも罪は犯さない!「羅生門」を読んで 小山田

羅生門では人間の持つ良い心と悪い心について書かれています。

主人公である下人は飢饉に苦しむ中、羅生門で死体をあさる老婆に出会ったことで「自分も生きるためだから」と罪を犯してしまいます。

私の心には死体の髪の毛を抜く老婆の姿がとにかく強烈に残り、そこにとても嫌悪感を抱きました。

私は飢えに苦しんだことはありません。なので生きるか死ぬかの環境で暮らす老婆の気持ちは完全にはわかりません。老婆も本当は悪いと思いながら、生きるために必死だったのかもしれません。しかし、死体をあさる、という行動はやはり私は受け入れられないのです。死体とは言え、尊いものだと思うからです。少なくとも私は、偽善かもしれませんが、他人の死体をあさってまで生きたいとは思いません。私が下人の立場だったら、やはり許せない気持ちのほうが強かったと思います。

この本からは、人間はいつでも良い心と悪い心を両方持っていて、状況次第では悪い心が強く働いてしまう可能性があるんだ、ということを学びました。私はどんな状況でも悪い心を押さえ込んで、罪を犯さず生きていきたいです。

やった〜、完成!こんな感じでどうでしょう。原稿用紙1枚強くらいでちょっと少ないですけど、それっぽく書けてますかね?笑

まとめ

最後の羅生門の感想文は、内容の良し悪しは別にして書いてて楽しかったです。それは「何をどういう順番で書けばいいか」が決まっていたから、書きやすかったんだと思います。

書いてて楽しい読書感想文なんて、夢のようです!笑

大人が読書感想文を理解して正しく指導してあげれば、世代を越える「読書感想文が嫌い」問題も解決すると思います。まずは我々大人が頑張って苦手意識をなくしてみましょう!この記事が参考になれば嬉しいです。


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