この記事を開いたキミは、社会の中で何者にもなれない自分に焦っていることだろう。
そう、まさしく今の僕、小山田もそうだ。
自分の存在に価値がないような気がして、とても苦しい日々だ。
「何者かになる」なんて立派な目標だけれど、果たしてどうやればいいのか。
その質問に自分なりにシンプルな答えを出したのがこの記事の内容だ。
その方法とは、
- 誰かのために、自分にできることを考えてやる
どうやら、これだけなのである。
目の前の人の笑顔のために
カンブリア宮殿に出演していた高田明氏(ジャパネットの、と言えばわかるだろう)の話。
当時写真屋をやっていた彼は、カメラ片手に嬉野温泉のホテルの宴会場に飛び込み、声をかけてスナップ写真を撮って回ったそうだ。
そして店に戻り徹夜で現像し、翌日の朝その写真を売りにまたホテルへ向かう。
1枚500円のその写真を、良い思い出になるから、と客は喜んで買っていったそうだ。
全員がスマホを持っていて手軽に写真が撮れるなんて時代ではなかったはず。
とても嬉しかっただろうなぁ。
「面白かった。人と出会って、観光客と話したり。何でもできることを考えてやっただけのこと」
当時を振り返る高田明氏のこの言葉からは、人々を思う気持ちや人柄が伝わってきた。
目の前の人の笑顔のために、垣根を作らずポジティブに、やれることを考えてやる。
素敵だよね。
「お客さんのために」ビジネスはある
同じくカンブリア宮殿でファンケルの話を聞いた。
そもそもファンケルが創業したのは当時社長がクリーニング店で働いているとき、お客さんの「最近化粧品で肌が荒れて困っている」という話をされたのがきっかけだったらしい。
調べてみたら防腐剤とやらが悪さをしている、なら取り除いてしまえばいいじゃないか。
そうして無添加化粧品をウリにして創業したファンケル。
でも社長が変わってからの経営陣は、
- ウリであった無添加という言葉を「純化」という言葉に変えてカッコつけようとした
- 何種類もある商品のパッケージや容器をすべて白に統一してしまった
などの改革をおこない、うまくいかなかったそう。
経営陣の努力がお客さんの求めていたものと違う方向に進んでしまえば、倒産の未来すら見える。
つくづくビジネスとはお客さんの方を向いて、お客さんのためにやるものなのだなぁと思った。
誰かを幸せにするためにできることを考えてやる
上記の2つの事例はどちらもビジネスにおける成功者の話だ。
けれどそこに共通しているのは、「誰かのため、目の前にいる困っている人のために、自分にできることを考えてやっただけ。お金は後からついてきた」ということだろう。
お金がほしい、お金を稼がなければ。
有名になりたい、大きなことをしなければ。
そうやって焦る気持ちもわかるけれど、その一歩手前。
お金や名声がほしいから何者かになるんじゃなく、何者かになるからお金や名声がついてくる。
何者かになる方法が、誰かのためにできることを考えてやる。
という話。
家族でもいい、友だちでもいい、職場の同僚でも、ネット上の誰かのためでもいい。
困っている人のために、夢を追いかけている人のために、世の中をもっと良くするために。
自分のスキルや価値観を発揮して何かできないか?と考えてみよう。
そして行動してみようじゃないか。
それが何者かになる第一歩だからさ。
まとめ:何者かになるには
- 誰かのため
- 自分にできることを考えて
- やる
お金や名声は後からついてくる。
なんなら、お金や名声なんてついてこなくても、誰かのために何かができていればそれって素敵な人生じゃない?
お金はさ、バイト増やしたり出費を見直したりすればいいじゃない。(俺が言うか?笑)
世の中全体に幸福を振りまいて歩けるような、エネルギッシュで楽しい人間になりましょう。
そのために、世間を見渡して、自分のわくわくを信じて、やれることをやっていきましょう。
小山田でした(^ω^)
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