恋と嘘アニメ第11話を視聴。第1話からここまで見てきましたが、どうにも熱が冷めつつあります。
目次
アニメ恋と嘘、どうしてこうなった?
この作品には政府通知という特徴的な設定があり、「主人公たちが政府通知にどうあらがっていくのか」「切ない想いしたい!キュンキュンできたらいいなー」という期待を込めてここまで見てきました。
しかし実際かなり熱が冷めていて、ここのところ見るのが楽しみだと思えなかったんです。
ゆかりと高崎さんの成長を感じない
回を追うごとにじわじわと感じていたことなのですが、この作品、メインキャラであるゆかりと高崎さんの成長があまり見えない。第11話になってもそう思います。
まずゆかり。高崎さんと莉々奈の間で揺れるのは当たり前なんですが、第11話になってもどっちか選ぼうっていう気がまったくない。高崎さんが好きだって決まってるんだったらなんか行動せえや!
政府通知にたいして何をするでもなく、莉々奈とも楽しく過ごしたい(「また4人で〜」とか言う)、高崎さんも諦められない。どっち付かずの現状に甘んじたままもう第11話ですよ!
ゆかりはしっかり自分の想いと現実(政府通知)を受け入れて、どうするか考えて行動していくのが主人公としての成長だろうに、それがいつまでも見えてこないんですよねぇ。そこが残念。
そして高崎さんはブレすぎです。この人「自分の想い」と「莉々奈を選んでほしい」をエンドレスで繰り返してるだけでは?
本来そこが切なさを感じるポイントなんでしょうけど、なにか隠しているらしい真実も言わないし、感情移入ができないんですよね。
もったいない。
少なくとも僕は、高崎さんの背景がわからないまま、感情移入ができないままで高崎さんの行動を見ていると、切なさよりもいらだちが出てきます。
とにかく、ゆかりを見てても高崎さんを見てても、あんまり感情を揺さぶられない。もう少し成長があればいいのになぁ、と思います。
その点、莉々奈は偉い
その点莉々奈は偉い!
初登場時は好きという感情すらわからない厄介なキャラクターでしたが、ゆかりや高崎さん、仁坂との交流でしっかり成長している。
政府通知というしがらみの中で、ゆかりと高崎さんの恋を応援したい気持ち、自分の中に芽生えた気持ちの間で戸惑いながらも一番悩んで考えて、前に進もうとしている姿が見えるキャラクターです。
第11話でも、ゆかりと高崎さんの結婚式場でのキスを見て、おそらく悲しい気持ちになったはずです。
それでも現実的にどうにかしようと、最高裁判所民事判例集なんか調べてますからね。これもしかして自分が全責任を背負う気ですか?
こうやって健気に、必死に良い結末をもがいて探している。
なんて偉いんだよ莉々奈は。
しかもかわいい!幸せになってくれよぉ!
じゃあどうしたらよかったのか?
たとえばですが、ゆかりが政府通知への強い反発を見せてくれたり、はっきりどちらかを選ぶ決断をしてくれたり。優しさの中にも強さがあるキャラなら良かったですね。
高崎さんの秘密も多分最終話で明らかになるはずですが、謎にしておくんじゃなく先にわかってたほうがここまでの感情移入ができたかなぁと思います。
やっぱりキャラクターの成長だったり切なさだったりを見て感情移入できるから楽しいわけで、そこは大切だと僕は考えます。
最終話ではこうなってほしい!
第11話ラストで莉々奈が言った「美咲を選びなさい」というセリフから、いよいよ次回は最終話。
謎は解けてほしい
ゆかりに届いた政府通知メールについてとか、高崎さんの秘密とかその辺。あと高崎さんと仁坂の件。講習会前後であった仁坂の描写、OPにうつったフルボッコされたゆかりとか、謎が結構ありますよね?
そこが解決しないまま終わるのは勘弁です。
どっちも選ばないのはナシ
マジで、どちらも選ばず終わるのは本当にナシ。
え、二期やんの?というレベルで不安。現状すでにグダグダ感がすごいので(個人的に)、きっぱりと終わらせてほしいです。
もうさー、原作完結してない作品のアニメ化やめようよ!(心の叫び)
というか莉々奈とくっつけばいい
そんなねー、世の中甘くないんですよ!どっちか選んでください、そして選ぶなら莉々奈がいいです。
このままじゃ莉々奈がかわいそう。
というか、もはやあんな素敵な女の子、ゆかりくんにはもったいないです。はぁ。
まとめ
恋と嘘アニメ第11話まで見てきた感想でした。
今のところ、ほんとに残念な部分が多めです。それは期待していたからこそだと許してください。
最終話での逆転サヨナラスッキリエンドに期待しています。
以上、小山田でした。
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