イップ・マン 葉問

【ネタバレ感想】映画「イップ・マン 葉問」 彼が伝える中国武術の精神

公開日:2017/04/23最終更新日:2017/05/20

ドニー・イェン主演のイップ・マンシリーズ第二作目「イップ・マン 葉問」を見ました!

いやー感動した!ほんと最後もう負けちゃうんじゃないかって心配で泣

この作品からは中国武術の心というかイップ・マンの精神のようなものが感じられて、カンフー映画なのに感動してしまった。


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あらすじ

詠春拳の使い手イップ・マンは、中国武術の誇りを守るため西洋人ボクサーと戦う。

ネタバレ感想

普通僕みたいな男の子がカンフー映画に期待することってやっぱり「主人公つえー!かっこいー!」っていう部分だろうし、前作「イップ・マン 序章」では実際かなり最強だったし、TOKYO MXのコマーシャルの煽りも「宇宙最強の男!」だったし。今回もそれを期待して見始めたんだけど、いやはや、まさかの感動。笑

中国武術の心を伝えるイップ・マン

おそらく今作のコンセプトは、イップ・マンが最強であることやアクションのかっこよさをメインで見せたいんじゃなく、イップ・マンの持つ中国武術の心をしっかり伝えることだったんじゃないかな。僕にはそれが伝わってきた。すごく良かった。

もちろんイップ・マンという人物は前作からかなりの人格者っぷりを見せてくれていたんだけど、それでも前作は詠春拳アクションの爽快感とか強さ、かっこよさを伝えるほうがメインだったように思う。敵の軍人で気に入らないヤツはいたけど、ラスボスは正々堂々と戦ってくれたしね。

今作のラスボスは西洋人ボクサーというもはや戦いをエンターテインメントにしちゃってる人で、加えて「中国武術なんて踊ってるだけ。悔しかったら倒してみろ」みたいなこと言っちゃうタイプだったから、中国武術をバカにするヤツvs中国武術の精神、という構図がよりわかりやすかった。

追い詰められるイップ・マンに感情移入

しかもイップ・マンはボクサー相手に決して最強ではなく、普通に3回4回とダウンをさせられたり、蹴りを禁止されるという(詠春拳使いとしては)不利な状況の中で戦うことにもなったし。

顔があざだらけになってヘロヘロのイップ・マンを見て、「頼む、こんなやつに負けないでくれ・・・」って気持ちがすごいあふれた。

だから勝ったときの喜びと、それ以上にラストのイップ・マンの「境遇は違っても人の品格に優劣はない。尊重し合える人であろう」というメッセージが心に響いた。

他のシーンを見ても、ホン師匠の「中国武術を侮辱されて引き下がれない」という言葉や、強さこそ正義だと思っていたやんちゃな若者がイップ・マンの弟子となり成長していく姿、そして未来の弟子になるブルース・リー少年の登場など。

イップ・マンや周りの人間を通じて、この映画で伝えるのは中国武術の心、というシナリオのコンセプトがしっかりできていた。ただのアクション楽しみなカンフー映画と思っていたらとんだ感動映画だった。

おっと、もちろんイップ・マンは基本的には最強だし戦闘シーンもたっぷり、さらに今作ではモノを使った殺陣もあり、何度見ても楽しいアクションが詰まっているのでそっちに期待して見ても存分に楽しめる。

いやあ、面白かった。こんなに熱くなったのは久しぶりだった。


まとめ

あまりにべた褒めになってしまうんで最後に悪かった点でも探そうかと思ったんだけど、うーん、ほんとに無いな。

強いて言うなら、ホン師匠のレフェリーストップ、ちょっと遅くないですか?ってことで笑

前作「序章」でイップ・マンの強さを、そして「葉問」でイップ・マンの精神を、そして新作「継承」ではきっとイップ・マンの意志を受け継ぐエピソードが描かれる。そう思うと新作も非常に楽しみだな。

新作も絶対見るぞ!


以上、小山田でした。よろしければ他の記事もお願いします!

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